オオチンチロフサゴカイの口の周辺

オオチンチロフサゴカイ ( Sponge Worm )

名称(ヨミ)オオチンチロフサゴカイ
中分類ゴカイ類(多毛類)
形態体長15センチほどになるゴカイの仲間。棲管(せいかん)を作って住むため、通常は本体を見ることはない。素麺のように細長い触手には薄紫の帯があり、伸ばすと差し渡し1mを超える。雌雄異体。
概要【分布】
詳細は不明だが、南西諸島やオーストラリアなど、西太平洋の暖海に分布すると考えられる。徳之島では、リーフの内側にある砂地で見られる。

【生態】
詳細は不明。砂の中に砂や貝殻でチューブのような棲管を作って住む。触手を伸ばし、触手の繊毛を使ってデトリタス(有機物)を口に集めて食べる。産卵は、まずメスがフェロモンを発し、雄が精子を放出、それによって雌が放卵を促されるという。


【島内の目撃情報】
天城町内では、ヨナマビーチの砂地で見られる。
観察できる場所リーフの内側の波静かな砂礫や砂地

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