シマアメンボ(三京川、6月)

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シマアメンボ

名称(ヨミ)シマアメンボ
中分類カメムシ目
小分類アメンボ科
形態体長5ミリほどの小さなアメンボ。丸みのある黄褐色の体には、独特の黒い文様が目立つ。アメンボらしく、前足が短く、中足、後ろ足は非常に長い。大半の個体に翅はないが、夏から秋にかけ、一部に黒い翅のある個体=有翅型/長翅型が見られるという。また、有翅型/長翅型では胸の背面にあるパターンは単純になる。シマアメンボは腹部の第二、第三節が黄色い班が見られ、沖縄諸島以南に分布するタイワンシマアメンボは黒い点で異なる。
概要カメムシ目アメンボ科、ウミアメンボ亜科に属する種では唯一淡水性。

【分布】
北海道南部から本州、四国、九州、対馬島、奄美大島、徳之島に分布する。

【生態】
澄んだ小川や渓流、湧き水に生息する。素早く水上を移動し、水面を漂ったり、落水した昆虫や死がいを捕らえ、体内を液状に溶かして吸う。夏から秋にかけて有翅型/長翅型が発生し、上流へ移動したり、分布を広げるなどするようだ。

【島内の目撃情報】
美名田林道わきを流れる沢や、秋利神川の上流部、三京川などの清流で見られる。流れの遅い流域に生息するが、小さい上、木立が茂って薄暗いため見つかりにくい。
観察できる場所河川の上流部(家庭排水や、畑の土の影響が一切ない清流)
生息地のGoogleマップURLhttps://goo.gl/maps/csY6hjpwiyE2

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