オオヤマタニシ

オオヤマタニシ

名称(ヨミ)オオヤマタニシ
中分類巻貝類
小分類陸の巻貝(カタツムリ、ヤマタニシなど)
形態殻径3センチあまりのカタツムリ。しかしながら、一般的なカタツムリはのように触角が4本でなく2本しかない。触角の先に目はなく、触角の根元の下方についている。殻には蓋がありタニシに近縁。茶褐色の殻には土星の輪のような帯があり、オオシマヤマタニシのように稲妻模様が入る場合もあるが、あまり明瞭でない。死骸となった殻には、模様がはっきり出る場合がある。体=軟体部は褐色や灰色で、活動するときも殻からあまり出ない。オオシマヤマタニシより大きい。
概要【分布】
奄美大島、徳之島などに分布。徳之島では、林道や森林で見られる。

【生態】
枯葉など、植物が主体の雑食性。雌雄異体。雨天や雨上がりなど、湿度の高い時に活発に活動する。日中は、蓋を閉じ路側に転がっていることもある。

【島内の目撃情報】
林道や、西阿木名の下原の崖に残る森林部周辺の路上などで見られる。
観察できる場所湿度が高い夜の林道が最も見やすい。

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