トビイカ(大東航路)

トビイカ ( Flying squid )

名称(ヨミ)トビイカ
中分類イカ・タコ類
小分類イカ
形態飛行する際は、水を全て吐出するため細身となり、足の内側にある膜と俗に耳と呼ばれるひれを広げて滑空する。体=外套膜(がいとうまく)の上面は濃い青、下面やひれ、足などは透明で、やや赤みがかる。夜間には、全体が保護色の赤茶になると思われる。
概要【分布】
太平洋、インド洋の亜熱帯から熱帯の海に広く分布。琉球列島の沖合いでも見られる。

【生態】
外洋の表層から中層で小魚や遊泳性(ネクトン)のエビなどを捕食すると考えられるが、詳細は不明。トビウオと同様に定期船などの航行で発生する波に驚いて、飛行する場合がある。数匹から数十匹で飛び出す。

※沖縄で漁獲、あるいは釣獲される種は発光器があるが、無い種も知られており、飛行するイカは複数種が存在する。

【島内の目撃情報】
現在のところ情報は無いが、鹿児島・沖縄間の定期航路で見られる可能性がある。

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