釣獲された、ミナミクロダイ(雌)

ミナミクロダイ ( Okinawa seabream )

名称(ヨミ)ミナミクロダイ
中分類スズキ目
小分類タイ科
形態全長70センチを超えることもあるが、通常は40~60センチ。いわゆるタイの形をしており、クロダイというほど黒くはなく銀色かもしくはやや黒味がかった銀色。興奮するなどして、黒っぽい横縞が浮き出ることもある。尾びれの後端が黒く、かつ下部が青い。希に黒の濃い個体が見られる。
概要【分布】
奄美群島から沖縄諸島の固有種とされ、徳之島では砂地の海岸で見られる。

【生態】
小魚やエビ、カニなどの甲殻類、海藻のアオサ(ヒトエグサ)や海草のコアマモなども食べる雑食性。小さいうちは雄で、30センチ前後になると雌に性転換する。産卵期は1~2月で、40センチを超えるメスは栄養補給のため、積極的に浅いイノーに入ってきて藻類やカニ、貝類を探す姿が見られる。時に、体が露出してしまうほどの浅場でも採餌する。

参考:南西諸島では、釣魚として人気。餌釣りだけでなく、スプーン、ミノー、ポッパーなどのハードルアーや、エビの形をしたソフトルアーなどでも釣れる。内地に生息するクロダイ、キチヌ(キビレ)と異なり、身が締まっていて刺身も美味だが、あまり知られていない。ただし、生息場所や、その年の水温などにより、ウミニナ、カニ、アオサ(ヒトエグサ)、コアマモなどを偏って食べる場合があり、食性に伴って独特の臭気を放つ場合がある。

【島内の目撃情報】
天城町内では、松原漁港から浅間にかけてのイノーやトリトリデッキ周辺、ヨナマビーチなどで見られる。徳之島町の山漁港、伊仙町の面縄漁港で釣れることが知られている。トヨナマビーチのトライアスロン・スイムのスタート/ゴール地点周辺では12月ごろ、浅い海岸への回遊が盛んになる。
観察できる場所松原漁港周辺、満潮時の天城町総合運動公園の周辺
関連動画https://drive.google.com/file/d/1f08JY9Srsytv73guhMhycHf_P2vQVwoi/view?usp=sharing

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