カラスバト

  • 画像切り替えサムネイル画像 その1

  • 画像切り替えサムネイル画像 その2

  • 画像切り替えサムネイル画像 その3

カラスバト ( Japanese Wood Pigeon )

名称(ヨミ)からすばと
中分類ハト目
小分類ハト科
形態キジバトやズアカアオバトより大きく、小顔でスマートに見える。全身が黒くつやのある羽毛で覆われ、光の具合によっては緑や赤紫に輝き、構造色と呼ばれる光学現象により発色させている。くちばしは薄い青、足はピンク色。
生息種類留鳥
概要【分布】
中国の一部、朝鮮半島、国内の中部以南から沖縄島にかけて分布。徳之島では人が立ち入らない林内や、山麓の森林で見られる。小笠原諸島には亜種アカガシラカラスバト、先島諸島にはヨナグニカラスバトが分布する。

【生態】
「クルルルルル・・・ウー、ウー」を2セットで鳴くことが多い。木の実や種子、ミミズなどを食べ、地上に降りることは少ない。非常に警戒心が強いが、天敵が気づくまで逃げずにじっとしている。警戒する対象に気づかれたと察知するや、さっと逃げてしまうため、観察は難しい。繁殖期は11月ごろから春先までで、通常の鳥類とは逆の季節である。

【島内の目撃情報】
森林のみならず、海岸や集落から外れた潅木のある場所でも見られる。例えば、天城町内ではムシロ瀬周辺、前野の久田橋周辺、給食センター周辺、大和城山、犬之門蓋南側の断崖などがある。じっとしているため、鳴き声で居場所を探すのが早道。
観察できる場所林道、登山道、林縁など

PageTop