アマミヒヨドリ
アマミヒヨドリ (Brown-eared Bulbul)
名称(ヨミ) | あまみひよどり |
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中分類 | スズメ目 |
小分類 | ヒヨドリ科 |
形態 | 体はスズメとキジバトの中間、イソヒヨドリくらいの大きさで、尾羽が長い。全体に灰色っぽいが、頬の赤茶色が目立つ。徳之島では冬鳥として渡来する亜種ヒヨドリも見られるが、アマミヒヨドリのほうが黒っぽい。 |
生息種類 | 留鳥 |
概要 | 【分布】 トカラ列島、奄美群島に分布している。徳之島では集落から森林まで見られるが、甘いものを好むため、花の多い庭なども好む。 【生態】 「キィーキィー」「ピー」「ビージュクル」など通る声で鳴き、耳につきやすい。梅雨のころ、樹上に巣を作り繁殖する。花の蜜や果実など甘いものを好む一方、昆虫なども食べる雑食性。食べ物への執着が強く、あまり人間を恐れない。渡りのヒヨドリは群れているが、アマミヒヨドリは子育て以外では群れず1、2羽で行動することが多い。3、4回羽ばたいては翼をたたんで落下を繰り返しながら飛び、軌跡が波状になるため、遠くからでも見分けやすい。庭先で「キューキッ」と鳴こともあり、シマグチのシュウシはその声に由来すると思われる。 【島内の目撃情報】 花の咲く庭木や実のなる木で見られることが多い。ヒカンザクラに集まったり、シークニンやバンシロウなどの果肉をつついて食べるほか、ガジュマル、センダンやカイヅカイブキの実を丸呑みする姿が見られる。 夜の林道やウンブキでは、丸くなって熟睡する姿が見られる。 |
観察できる場所 | 花や実のある木。 |
天城町の文化財、民俗、島の自然などに関わる情報を集め、公開しています。現在も様々な情報を日々登録し、拡大を続けています。古い写真、先祖から伝わる行事や昔話、貴重な農具や漁具などを調べていますが、まだまだ眠っている事物がたくさんあります。町民のみなさまが受け継がれた伝承や、お持ちの民具などがございましたら、ユイの館までお知らせいただけると幸いです。
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。
データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
http://yuiamagi.html.xdomain.jp/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
http://yuiamagi.html.xdomain.jp/amagi_isan/
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