チョウゲンボウの雌

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チョウゲンボウ (Common Kestrel)

名称(ヨミ)ちょうげんぼう
中分類ハヤブサ目
小分類ハヤブサ科
形態キジバトより少し大きい、小柄なハヤブサの一種。翼と背は赤褐色で細かい黒班があり、腹や翼の下面は白く、細かい黒班がある。雄の頭は青っぽい灰色で、雌は褐色。雌がやや大きい。ハヤブサ共通の特徴として目のしたに黒い帯があり、タカ類と見分けやすい。徳の島では少数のハヤブサも越冬しているが、チョウゲンボウは小さく、尾が長いためシルエットでも見分けられる。
生息種類冬鳥(渡鳥)
概要【分布】
ユーラシア大陸からアフリカにかけて広く分布し、ユーラシア大陸北東部で繁殖する亜種が越冬のため日本各地に渡来する。徳之島でも冬鳥で10月から明くる3月にかけ、バッタや小鳥を見渡せる牧草地や公園の草地周辺で見られる。

【生態】
主にタイワンツチイナゴなど大型のバッタ類を食べるが、昆虫が少ない年には鳥を襲うことが多くなる。草地のまわりの木や電柱などにとまって餌を探したり、広い草地の場合は空中停止(ホバリング)して上空から餌を探す。ハヤブサのように勇猛な急降下はしない。同じ餌を食べるサシバと狩場を奪い合って争うことがあるほか、リュウキュウハシブトガラスに追われる姿が見られる。

【島内の目撃情報】
開けた草地の周りの高い木や電柱にとまって、餌を探していることが多い。徳之島空港周辺では、空中停止して餌を探す姿が見られる。浅間の平和通り沿いの電柱にいる個体が見つけやすい。同様にタカ目のサシバも見られる。

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