玉城遺跡

名称(ヨミ)タマグスクイセキ
中分類城館跡
小分類中世
所在地天城町平土野字真瀬名
時代・年代13~14世紀頃
遺産概要 玉城遺跡は、真瀬名川の河口近くの独立した丘に築かれた遺跡で、丘の一番高い地点から、複数の建物の跡がみつかっている。そこからは、カムィヤキや土器などの徳之島で作られたものとともに、今からおよそ900年前~700年前の中国で焼かれた陶磁器や、長崎産の石鍋など、島外産のものが多く出土している。遺跡の前面にある平土野港を通して、他地域と活発な交流が行われていたと考えられる。
文献・資料〈参考文献・資料〉
●県埋蔵文化財情報データベース
●熊本大学文学部考古学研究室1985『玉城遺跡』研究室活動報告19
●吉満義志信1895年『徳之島事情』
●熊本大学文学部考古学研究室1985年『玉城遺跡』
●天城町教育委員会1991年『天城町の文化財をたずねて』天城町教育委員会社会教育課

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