撮影 向井渉

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「高林式粗揉機」

登録番号14982
資料名(ヨミ)タカバヤシシキソジュウキ 
分野民俗
員数1
地域入間市/豊岡地区
年代現代
指定国登録有形民俗文化財
銘文
法量(高さ/たて)cm213.0
法量(巾/よこ)cm108.5
法量(奥行き)cm136.0
法量(メモ)火炉 直径78.3㎝ 高さ89.5cm 煙突部直径17.5cm 機械接合部幅35.5cm 口径(D型の幅の最長部)18.5cm上部にさいころの五の目の穴有りふた銘「二号(旧字)/八木式/川崎鉄工所」
資料解説製茶道具
製茶機械発明の先駆者高林謙三(埼玉県日高市出身)が明治31年発明した粗揉機の改良型。蒸葉を入れ熱風の中で攪拌と適度の圧迫を加え、葉の組織を柔らかにすると共に水分を蒸発させる最初の乾燥工程機械。
併用する火炉は機械製茶用の熱風を発生させるための鋳鉄製の炉。構造は下台(火室)、中火炉、上火炉からなり、効率よく熱を利用するため、その上に薄鉄板のカバー(熱交換器)を備え、燃焼ガスが直接乾燥用熱風に混入しない方式の間接火炉。

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