P95-SA1-13-1-1 14114

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青磁玉取獅子文急須(上手形湯沸・茶瓶・土瓶)

登録番号14114
資料名(ヨミ)セイジタマトリシシモンキュウス(ウワテガタユワカシ・チャビン・ドビン)
別名「青磁海獣陽文急須」「青磁麒麟湯政/茶瓶」
分野美術工芸
員数1口
地域日本
年代近世
作者・産地名青木木米
製作年代19C 江戸 
材質・技法・形状茶漉し穴(写真有)6穴 上底
法量(高さ/たて)cm14.0
法量(重量)g150.0
法量(メモ)高14.0 口径4.8 底径5.5 重150g
作者産地情報青木木米(1767―1833)京都生まれ。陶工。幼名は八十八、字は佐平、号は青来、百六散人、古器観、九九麟、聾米など。奥田潁川に学ぶ。木村蒹葭堂、田能村竹田、頼山陽、篠崎小竹らと交流。赤絵、染付写。交趾など煎茶器を能した。
三浦竹軒(1900―)鑑定した期間(大正10―昭和6年)10年間。
資料解説中国風の青磁釉をかけた上手形の急須。側面には海獣若しくは麒麟(付属の木札には「青磁海獣陽文急須」、箱蓋表には三浦竹軒が鑑定した題名「古器観木米翁製/青磁麒麟湯政 茶瓶」が記されている)、宝尽くしの文様が浮文になっています。型成形のため、縦に接合した痕跡が確認できます。蓋裏には「木米」の印があり、中国写しの名手といわれた青木木米の作風がよく表れた作品です。

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